2024年 社長年頭挨拶

2024年1月5日(金)
アセットライフ横浜本社で行われました、当社代表取締役 石井國晶による年頭挨拶を下記のとおりお知らせいたします。


みなさん、明けましておめでとうございます。
一週間の年末年始休暇は、概ね天候にも恵まれ 思い思いに過ごされたことと思います。
2024年の仕事始め、意を新たに夢・希望をもって踏み出していきましょう。
あらためて本年もよろしくお願いいたします。

まずは冒頭に年末年始休暇の中で起きた事案について述べさせていただきます。
新年を迎えた元日に石川県能登地方を中心に大規模な地震が発生し、翌2日には羽田空港での日本航空の旅客機と海上保安庁の航空機の衝突事故、そして3日には痛ましい事件もあり正月ムードが一変しました。
三が日にこれだけの事案が続いただけに、今年は「雨降って地固まる」1年であってほしいと願っております。

令和6年能登半島地震の被害の全貌はまだ明らかになっていませんが、日が経つにつれ被害の大きさに心砕かれる思いであります。
亡くなられた方々のご冥福と、被害に遭われた方々の一日も早い日常への復帰を切に願っております。
この震災をあらためて教訓とし「明日は我が身」と考え、管理会社としての立場で防災意識を高めていきたいと思います。

一方で航空機事故の件ですが、本来あり得ない、あってはならない事故であり、いかに確認が大事かという典型的な事案であると思います。ひとつ間違えれば400人の命に係わる大惨事になるところであったと想像されます。
しかしながら、事故直後の客室乗務員における冷静かつ的確な判断と指示の下、わずか18分で乗客全員を混乱なく脱出させることができたこと、大惨事を回避できたことは称賛に値すると思います。
この事案においても、事前の「確認」、事後における緊急を要する対応処置には大きな教訓を得ました。

さて、第41期を迎えた今年の予想ですが、今回の震災等 異常気象に伴う災害予測を始め、政局の混乱・海外事情に揺さぶられることも含め、不確実・不透明の見方が大勢であります。
そのような情勢下であることから、昨今ビジネス界において「パーパス(Purpose)」という言葉が注目を浴びてきております。

「パーパス」は、「目的・意図」という意味ですが、ビジネスシーンでは「企業の存在意義」いわば、「この企業がなぜ存在しているのか」「何のために存在するのか」「社会にどのように貢献しているか」「その事業を行う理由は何か」の答えを表現するために使われております。
不確実の時代・変化の激しい時代だからこそ、あらためて自社の「パーパス」とは何かを考え実践していくことが、環境の変化に強い企業の足掛かりになると思います。

アセットライフの事業体制は、マンション事業部・ビル事業部・建設事業部・不動産事業部が各部門目標設定の下、日々活動しております。
あらためて部門間において相身互い、意識・認識を深め積極的に情報交流を持ち合わせながらシナジー効果を創り出し、時代性に即した「第3の案」の追求に期待したいところであります。
今年は建物総合管理業として、胸を張れる「パーパス」を持ち合わせられるよう目指していきたいと思います。

最後に、みなさんの頑張りに期待するとともに、2024年が健康で佳き年になるよう祈念して年頭の挨拶とさせていただきます。